桐たんすの後ろの板って割れ、穴ありませんか?
タンスの後ろってあまり気にかけることって少ないですよね。
普段は壁にくっつけているので見えにくい場所です。
ですが後ろの背板は面積が一番大きいので一番割れやすい場所でもあるのです。
古い桐たんすをお持ちでしたら一度確認してみるのをお勧めします。
長い年月を経過したものではよく上の写真のように縦にぱっくりとワレて隙間になってしまっています。
上の写真では、材が欠けてしまって穴が開いたようになってしまっています。
放って置くと虫やホコリなどが入ってきますよ!
経年劣化で色があせた桐たんすを好むお客様もたくさんいます。
アンティークな感じがお店の雰囲気にいいというお客様も。
古いままがいいってご依頼の場合も、背板のワレや引き出しのワレ、ねずみにかじられた場所の修理、壊れた金具の修理などを行っています。
見た目だけ古いですが、ワレや穴などはしっかりと直しているのです。
直した部分が新しい材だとその部分だけ白くなってしまうので、その部分を古く見えるように色をつけてます。
なので古く見えるのは見た目だけで、タンスとしての機能はしっかり果たします。
古く見えることとボロボロでは意味が違います。
なによりボロボロのまま放っておくと虫やホコリが入ってくるので衛生面でも心配です。
私も家の中で虫を見るとちょっとパニックになります。
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