何年か前に宝箱をプライベートで作ったのですが、写真の整理をしていたら出てきたので、ご紹介したいと思います。
なぜ作ろうと思ったのかよく覚えていませんが、映画やゲームの世界では度々出てくる宝箱ですが、リアルにネットで画像検索しても以外と木製宝箱ってありませんでした。
木製であったとしても、やはり丸くなる蓋がネックなのか、いまいちグッとくるものはありませんでした。
そんなわけで、リアルな宝箱を作ってみようかな?ってノリだったと思います。
誰のためでもないので、自分がある程度満足できるものが仕上がればいいかなって感じです。
もちろん、素材は仕事で使っている厚さ20mmの桐を使って作りました。
ある意味贅沢ですね。
これが完成写真です。
自分の中では、まあまあ満足です。
赤と青の2パターン作りました。
どっちも綺麗な色だなって思いました。
木目が見える所も雰囲気がでてよかったと思います。
何気に苦労したのが、黒い枠も木を使っているのですが、丸い部分に木を反らせてつける所と。
宝箱本体の(上の写真だと赤)と枠の黒の2色の塗装が大変でした。
2色にしたことで、苦労した分、映える感じがします。
本体は、木目が見えるように浸透性塗料の原色赤をそのまま使いました。
枠の黒は市販のアクリル系スプレー黒で仕上げ。
2種類の塗装が終わった後に7分つや消しのウレタンで仕上げたことで高級感も出せたかなと思います。
シルバーの丸い金具は、ステンレスの太鼓鋲を使用。
蓋を開けると、蓋が全開きしないように、ストッパーの金具を付けました。
中まで塗装してます。
今では部屋のインテリアになってます。
初めて見る人は「宝箱だ!」って少しテンションあがります。
ノリで作ったわりには良い感じに出来たと自分では思います。
仕事では中々使えないサイズの桐材を見つけて作ったのですが、材料費と作る手間を足すと結構な金額になっちゃいますので、なぜ売ってないのかわかりました。
今回紹介した宝箱は非売品です。これから製作予定もありません。
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