お預かり時のお写真

【リメイク内容】
- 2段の上段部分をデスク(机)にリメイク
- 下段部分をTVボートにリメイク
- 色はマホガニで着色後にウレタン塗装
- 金具は現在の物を磨いて使用
このような内容でご依頼を頂きました。
作業風景
金具の外し

金具は現在の物をし使用するので丁寧に外していきます。

横金具を外すとこのようになっています。
中に爪が入っていて、それを引き出すことによって箪笥を持てる構造になってます。

箪笥の金具が外し終わったところです。
デスク(机)のリメイク

写真の赤四角で囲んだ部分を利用して作れにリメイクしていきます。
リメイクする机は、床に座って使える高さをご希望でしたので、そのように作っていきます。

箪笥を分解して、その材料を利用してデスク(机)に作り直していきます。

机にリメイクをするのですが、箪笥らしさも残していきたいのと接合強度が欲しいので、元の組み手加工をそのまま利用して作っていきます。

貫通穴をあけてより強度を高めます。

開けた四角い穴に差します。

机の形状に近づいてきました。

天板を取り付けるとこのようになります。
この時点では仮組で具合をみているところです。

本組みしていきます。

貫通した箇所には割り楔(わりくさび)で出口を開くことによって抜けにくく強度を出します。

ボンドが乾いたら出っ張り部分を鋸で切り落とします。

引出し部分を作っていきます。

引出しの前板に合わせて各部材を取り付けて引き出しを作っています。

引出しが出来上がり机らしくなってきました。
TVボードにリメイク

写真の赤四角で囲んだ部分を利用してTVボードにリメイクしていきます。

まずは割れてしまっている部分などを埋め木修理をしています。

箪笥の背板などは割れなどがおこりやすい部分です。
割れがある箇所は埋め木修理をします。

その他、傷、欠けなどがある箇所を修理しました。

上の引き出し部分は前開きをご希望でしたので、前板を外しているところです。

修理した部分や箪笥の歪みなどを直して削った所です。
多少の傷であれば、この時の削りでなくなります。

前開きにするための金具などを仮付けしているところです。

金具は元の金具を塗装する予定でしが、金具は真鍮製で磨くと綺麗になりますので、磨いて使うことにしました。
真鍮はアンティーク家具にとてもマッチしますので下手に塗装をするよりも高級感が出ますし、使い込むことによっていい感じの味が出てきます。
着色と塗装

桐箪笥のTVボードとデスク(机)のリメイクが完了したので着色とウレタン塗装をしていきます。

マホガニで着色しています。
マホガニといってもメーカーに色味は結構違います。
これはウレタン塗装を前提とする時のマホガニになります。
清水桐工房で使用しているオイルフィニッシュのマホガニだと全然違う雰囲気になります。
オイルフィニッシュのマホガニについては下記をお読みください。


TVボードとデスク(机)の着色が終わりました。

今回使用したマホガニは着色しただけでは何かもっさりとした印象の色味ですが、ウレタンを吹き付けることで濡れ色になり発色が良くなり高級感が増します。

清水桐工房で使用しているウレタンは8分艶消しを使用しています。
上の写真は吹き付け直後ですのでテカテカしていますが、乾くと落ち着いた艶になります。
テカテカ度が10段階あるとしたら2の艶ってことになります。
落着きのあるマットな仕上がりになります。

ウレタン塗装が終わったので良く乾かします。
金具の取り付け

最後に金具を取り付けていきます。
完成写真


デスク(机)

机の幅は933mm、奥行420mm、高さ420mm。


机の脚の裏には床を傷つけないようフェルトを貼りました。

実際に机の前に座ってみましたが高さはちょうどいい感じでした。

机の引き出しのツマミ金具はこのような真鍮金具を取り付けました。

机の邪魔にならず良い雰囲気になったと思います。

引出しを引き出すとこんな感じです。
ちょっとした収納ができるので便利に使えると思います。

あまった材料でキャスター付きの小箪笥も作ってみました。

キャスターがついているので移動できるので便利です。

机を使用しないときは、小箪笥はこのように収納することも出来ます。

写真のように左寄席に収納することも出来ますし、自由自在です。

小箪笥の上には、お茶やコーヒー、紅茶などを置いてデスク作業をしながら飲めるので便利かと思います。

小箪笥の引き出しはA4の紙がすっぽりと入るので、ちょっとした書類なども入ります。
TVボード


上の引き出しは前開きになりますので、開けるときはこのように金具をもって親指で押すようにして開けます。

前開きにするとこのような感じです。
右端と左端に配線穴をあけてありますので、DVDプレーヤーや通信機器などを入れて使用することもできます。



下の引き出しは通常の引き出しとして利用できますので、結構な収納ができます。

横金具は写真のように爪を引っ張り出せます。

両サイドの横金具は爪が引っ張り出せますので、写真のように両端の爪を持って箪笥を移動することができます。
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