お預かり時のお写真

古い桐箪笥

リメイクのご指定内容(希望)

箪笥の仕上げはオイルフィニッシュ シーダー

現在の金具を磨いて再塗装をする(艶消し黒)

下段の箪笥に4本足の脚を製作

笥の上段の天板の角はRにする(天丸)

箪笥のリメイクに使用しない小抽斗3つを独立した小箪笥にリメイク

(色は、枠はダークウォルナット、枠以外はアンチックパイン)

ご希望のリメイクはこのような内容でした。

ご依頼者様から送って頂いた図面

リメイク寸法

高さはそのままで幅と奥行きをサイズダウンさせた脚付3段チェストにリメイク。

幅800mm、奥行400mm(厳守)、現状寸法の600mm+脚の高さ。

サイズを変更したい場合などは、このように簡単なもので良いので寸法を記入した図面を送って頂けるととても助かります。

リメイク寸法図

ご依頼者様が送ってくれた図面をもとに私が完成がイメージしやすいように図にしました。

脚付き桐箪笥

脚は写真の脚をを製作。

ちなみにこの脚は高さ14cmほどです。

脚はヒノキ材で製作。

過去の清水桐工房の事例の中で制作した脚のデザインが気に入って頂けたようなので、今回はこの脚を相談の上制作することにしました。

リメイク案

チェストに2段乗せ。

下段と同じサイズの引き出しを2段分追加で幅400mm×2列。

ご相談の上、送って頂いた図面を元に、上段の扉の部分を真ん中辺りで切断して引き出しを制作することに今回は決まりました。

リメイクイメージ写真

詳細をメールでご相談しながらやるべきことを少しづつ詰めていきました。

下記内容をお見せしながら、「ここはどうしますか?」「高さはどうしますか?」など。

リメイク寸法図

高さは上段の引き出しを下段の引き出しの高さで作った場合です。

天丸

箪笥リメイクに使用しない小抽斗3を独立した小箪笥にリメイク

小箪笥製作イメージ

下段右側の小抽斗3つを独立した小物入れ(小箪笥)は、このようなイメージになります。

天丸

小箪笥の天板の角は天丸にする。

小箪笥の色分けについて

 

色分けイメージ図

枠はダークウォルナット、枠以外はアンチックパイン。

この色分けで仕上げる。

作業風景

金具外し

金具外し

リメイクするにあたり金具を一度取り外します。

金具を外した桐箪笥

金具をすべて取り外しました。

箪笥のサイズカット

やるべきことが決まったので、作業を開始していきます。

箪笥を切断

箪笥の幅と奥行きをサイズダウンするので、必要に応じてカットしていきます。

箪笥を切断

この部分を小箱として再利用しようと思います。

箪笥のリメイク

写真の部分は箪笥の側板として使用するので、お盆の桟を剥がしていきます。

箪笥の部材

箪笥の上段部分を分解しました。

この部材を使って、上段部分に4つの引き出しを作り、上段を作り直します。

箪笥の洗い

箪笥を洗う

箪笥を洗って、よく乾かしてます。

箪笥の洗い

箪笥の修理と組み立て

組手の再利用

天板部分の組手はそのまま利用します。

普通は経年劣化していると綺麗に外れるのですが、糊が良く効いていたので鋸目を入れて組手部分を復活させます。

桐箪笥のリメイク

底部分の幅を詰めてしまうので、側板の組手を写し取って加工しなおします。

サイズカット

奥行や必要な高さでカットしています。

箪笥の組み立て

組手を加工して、仮組しているところです。

箪笥の組み立て

糊を塗って箪笥を組んでいきます。

箪笥の組み立て

箪笥をがっちりと組みます。

箪笥のリメイク

引き出しの前板を寸法でカットしました。

引き出しの制作

その前板に合わせて再度組みなおしていきます。

木釘を切っているところ

糊が乾いたので、木釘を切り落としているところです。

箪笥の組み立て

上段部分を組み立てていきます。

箪笥のリメイク

箪笥の本体部分が組みあがりました。

天板のR加工

天板部分のRに加工したところです。

桐箪笥のリメイク

上段の引き出しを作るにあたり、色々な部材を利用して作ります。

桐箪笥リメイク

桐箪笥のリメイク

これで上段の引き出しの前板を作っていきます。

引き出しの制作

上段の引き出しを組み立てていってるところです。

桐箪笥リメイク

桐箪笥リメイク

引き出しを少しずつ削って本体に入るように仕込んでいってるところです。

桐箪笥リメイク

引き出しの仕込みが終わりました。

脚の制作

脚の制作

ホゾ加工とホゾ穴加工が終わったところです。

脚の制作

ボンドを塗ってホゾ穴にさしているところです。

脚の制作

気持ちがいいくらいぴったりとハマりました。

脚の制作

脚が組みあがり箪笥のサイズに合うか確認しているところです。

桐箪笥リメイク

箪笥の幅と奥行きを詰めて、上段を横2列で4つの引き出しを作り脚が完成しました。

小物の制作

桐の小箪笥の制作

この部材を利用して小箪笥を制作していきます。

小箪笥の制作

小箪笥の引き出しはそのまま利用するので、それに合わせて棚を溝にいれて組立てていきます。

小箪笥の制作

小物箪笥の制作

後は小物天板をRに加工したりすれば完成です。

桐箪笥リメイク

天板のRを加工しました。

オイル塗装

桐箪笥リメイク

塗装する前に色をつけたくない箇所に養生をしました。

オイル塗装

オイルフィニッシュで塗装していきます。

塗っているときは色が濃くペンキのように見えますが、オイルフィニッシュはある程度木に吸わせて余分なオイルを拭き取って仕上げます。

そうすることで木目が見え。木の呼吸を妨げません。

桐箪笥にオイルフィニッシュ

拭き取るとこのような感じになります。

桐箪笥リメイク

桐箪笥リメイク

桐箪笥リメイク

小箪笥を塗っているところです。

桐箪笥リメイク

桐箪笥リメイク

オイルフィニッシュ仕上げが終わりました。

金具の取り付け

塗装した金具

艶消し黒で再塗装した金具を取り付けていきます。

桐箪笥リメイク

桐箪笥リメイク

箪笥の横金具を取り付けているところです。

桐箪笥リメイク

横金具(棒通し)を取り付けました。

桐箪笥リメイク

引出しの取っ手も取り付けていきます。

桐箪笥リメイク

桐箪笥リメイク

桐箪笥リメイク

小箪笥の金具も取り付けます。

桐箪笥リメイク

金具が付け終わりました。

桐箪笥リメイク

脚の裏には床を傷つけないようフェルトを貼りました。

 

 

 

 

箪笥の実寸

箪笥のサイズ

箪笥の幅は約800mm。

箪笥の奥行

箪笥の奥行は約400mm。

箪笥の高さは約1163mm。

小箪笥の幅

小箪笥の幅は約290mm。

小箪笥の奥行

小箪笥の奥行は約385mm。

小箪笥の高さ

小箪笥の高さは約318mm。

リメイク完成写真

桐箪笥のリメイク

桐箪笥リメイク

桐箪笥リメイク

桐箪笥リメイク

桐箪笥リメイク

桐箪笥リメイク

IMG_4264

桐箪笥リメイク

桐箪笥リメイク

据え付け後のお写真

据え付け後のリメイク箪笥

納品後に据え付けした写真を送って頂きました。

このように実際の暮らしの中で生きている姿を見せていただけるのは、職人として何よりの喜びです。

奥行の寸法指定は凹み部分にピッタリと収まるようにしたかったわけですね。

それぞれの生活スペースにあったリメイクができることが、この仕事の良いところです。

末永くご依頼者様の生活を豊かにしてくれること願ってますし、そうなれば幸いです。

仕上がりも大変喜んで頂けたので私もうれしい限りです。

 

 

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