お預かり時の写真

塗り直し前の天板

北海道民芸家具の天板の塗り直しのご依頼

北海道民芸家具は樺の木を使用して作られています。

実は樺の木自体は色は白っぽい色をしていて、この色味は着色によってつけられているそうです。

この模様と色味を見ればすぐに「あ、北海道民芸家具だ!」とわかるぐらいです。

修理内容

天板塗り直し範囲

上記写真の赤枠の範囲を塗り直し。

天板キズ

天板の表面を磨いて、ウレタンの拭き直します。傷などが深く、天板を磨いた時、木地まで落とす場合は現在と同じような色で仕上げる。剥がれ

塗装が剥がれてしまった部分には色をつけ目立たなくします。

塗膜の剥がし

表面の塗膜を少しだけ剥がします。

すべてを剥がすと、独特の色味を剥いでしまいますので。

色つけ

塗膜の上から似た色で塗っていきます。

ウレタン

塗装が剥がれてしまった箇所に色を付けましたが、その部分が目立たないように透明なウレタン塗料に少しだけ色を入れ修正箇所を目立たないようにしました。

天板、塗り直し後

ウレタン吹き

ウレタンで、サンディング(塗膜に厚みを持たせる)しながら乾いたらサンディングを繰り返していきます。

ウレタン塗装

最後に仕上げ用の透明なウレタンを吹いて完成です。

 

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